全社会人が水谷隼の「負ける人は無駄な練習をする」を読むべき理由

卓球知らないから、とか言ってる場合じゃないよ!社会人の教科書だよこれ!

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どうも。さとし』です。

(いや誰だよ?という方は>>こちら

卓球・水谷隼選手の「負ける人は無駄な練習をする」はが名著すぎるので紹介します。

「自分は卓球してないから関係ないや」ってひともちょっと待った。この本はただの卓球本ではありません。

一流になるために必要な考えた方のヒントが、随所にちりばめられているんですよ。

全社会人必読ですよ、もはやこれは。

 

「負ける人は無駄な練習をする」というタイトルがもうすでに凄みがある

 

卓球界のトップが記す名著です。

Amazonで1万位台ってのがちょっと意味不明ですね。もっと読まれるべき。

まず、タイトル見た瞬間に背筋を伸ばされます。

「負ける人は無駄な練習をする」。

このタイトルを聞いたとき、ひとによっては、例えば、毎日死んだように定時になるのを待っているような人にとっては、心を乱されるかもしれませんね。

「心を整える」どころか。

そのくらい、一流としての信念がタイトルに集約されているわけですな。

 

「負ける人は無駄な練習をする」の著者・水谷隼選手って誰?

まさか、水谷隼選手知らないひとなんて、いないよね?

リオオリンピックでこんだけ騒がれた人を知らないって、社会人的に結構やばいと思うんですが。

もしいたとしたら!そんな人のために、あるいは「リオの時は物心ついてなかったよ」という若武者たちのために、著者の解説をざっくりと。

 

水谷隼選手は卓球選手

15歳で世界選手権代表17歳で全日本初制覇したのち、現在までに8回優勝

2016年の世界選手権団体の部ではエースとして貴重な勝ち星をあげ、39年ぶりの銀メダル獲得に貢献しています。

そして2016年、リオオリンピックでは

日本人初のシングルス銅メダル、

さらに、

団体戦では銀メダルを獲得!!

ひゃっはー!おめでとうごさいます!!!

団体戦決勝では、過去12戦全敗だった相手に、劇的な逆転で勝利しました!

この大会で、中国選手に勝ったのは水谷選手だけですからね!半端ないっす。

まさに、日本の卓球界を背負うトッププレーヤー!

 

もう略歴だけで、化け物レベルにすごい選手だということがわかりますがw

さらに、実際の動画見ると驚愕しますよ。ぼくらの知ってる卓球とちがう、ってな感じに。

最近は、ギター侍ネタで一世を風靡した芸人「波田陽区」さんに似ているといわれ(10年位前から卓球界ではいわれていた)ツイッターでのやり取りが話題になりました。

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ここだけは押さえてほしい!「負ける人は無駄な練習をする」3つの必読ポイント

やっぱり一流の人は一流の思考を持ってます。

「負ける人は無駄な練習をする」では、全編通して名言の連発。

しかもこの名言たち、卓球にかぎらず、社会人全般に通じる内容なんですよ。

ここでは、ぼくがとくにチェックしてほしい箇所を、名言と合わせてご紹介します。

 

1.人間力という甘え

「負ける人は無駄な練習をする」では、巻頭カラーの1ページ目から強烈な一言をぶっ放してきます。

日本の指導者は「人間力が重要」という言葉を使う。

「人間力を鍛えろ」と選手によく言う。

しかし、私は全く理解できない。

 

筆者は「卓球を通して人間力を鍛える」という言葉を嫌っています。

本業の「卓球」を「人間力の付属品」のように扱っているからだそう。

「人間力」というのは、多くの人が「まわりにあわせる能力」というニュアンスで使っているように感じます。

でも競争するならば(ことにスポーツにおいては)、まわりにあわせる人間がトップに立つことなんてあり得ません。

仕事もスポーツも、突き抜けようとすれば一定数の人間から反発を受けます。

しかし、反発されても、嫌われても、極めるために突き抜けられるのがプロなのです。

 

何か1つ能力を磨くとき、人のバランスは多少なりとも崩れる。

それでも、スポーツや仕事においては、とんがっている方がいいのです。

大事なのは、自分の本当にすべき分野で成果を出すことだから。

でも日本人は、プロフェッショナルなタイプの人間に否定的なんですよ。

古い企業やおっさん連中は、どういうわけか

「専門性のある人間を求めている」といいながら

「何かが欠けているとその人間の全てを否定する」傾向にあります。

変なの。小学生でもわかる矛盾なのに。

否定する側というのは、いつも優位に立ちやすいのです。

揚げ足取りするのはカンタンですからね。

仕事が大してできないのに、部下の文句ばっかり言って偉そうにしてるクソ上司が生まれてしまうのは、そういうわけだったりします。

 

2.「頑張ってる感」の否定

日本人は「頑張っている感」を美化しすぎです。

生産的でなくても、とりあえず「しんどいこと」をしてれば報われる、という価値観が蔓延しています。

残念ながら、いまだにありますよね。遅くまで残業してる奴がえらい的な文化が。

筆者はスポーツにおいても頑張ってる感を美化する傾向にあると指摘しています。

日本は技術を覚えるのに反復練習を行う。特にフットワークの反復練習が多い。

(中略)

なぜ日本はそういう練習が多いかと言えば、選手も指導者も「頑張っている感」を求めているからだろう。汗をかいて「練習をした」という感覚を求めている。

 

スポーツ選手はまだ「汗をかいている」だけマシかも。

サラリーマンの中には、ダラダラとオフィスにいるだけだけで残業代をもらっている「汗すらかけない」人がかなりいますよね。

自分が無駄なコストを発生させ、会社を傾かせているとも気づかずに。

 

  • 負ける人=残業まみれのサラリーマン
  • 無駄な練習=残業時間と残業代にかかる人件費

 

見えてきましたね、この図式。

 

3.「忍耐」を「成果」よりも優先するという盛大な勘違い。

「負ける人は無駄な練習をする」では、「忍耐力を求める」という日本の風潮にも苦言を呈しています。

練習では忍耐力を求めるのではなく、「練習効果」を求めるべきだ

これ、まんま仕事にも置き換えられますね。「仕事」では忍耐力を求めるのではなく「成果」を求めるべきだ、と。

耐えれば耐えただけ見返りがあるというのは、ただの思考停止です。

むしろ、

いかにラクに成果を出し、できた余力を他のことに費やしていけるか

ということを意識していく必要があります。

日本人って、総じてドMな人種なのかもしれません。

 

後半はだいぶ卓球の内容が色濃くなりますが、そこは一流選手のエピソード。プロとしての思考の軌跡をこれでもかと示してくれます。

ビジネスでいったら、孫正義さんの自伝を読むようなもんですからね。クオリティ高いのは当然ですな。

 

全社会人が「負ける人は無駄な練習をする」を読むべき理由

引用個所を見てもらえればわかると思うんですが、名言は、けっして卓球のことだけを指しているものではないんですよね。

例えば、

 

  • 卓球より人間力が大事 → なあなあで「ゴマの擦りっこ」することを大事にする
  • 頑張ってる感を求める → 何をするにもいちいち無駄な会議や決裁を突っ込む
  • 忍耐力を成果より優先 → 残業してるやつがえらいみたいな考え

 

いるじゃない?こんな人たち。「負ける人は無駄な練習をする」では、こんなやつらに喝!を入れてるんですよ。

一流選手の思考から学ぶことは大きいです。

一流になる人には、業界関係なしに共通点がある。

だから、ぐだぐだと死んだように毎日を過ごしたくないなら、絶対に読んだほうがいい。

スポーツ、仕事、どちらにおいても「戦略性」と「効率性」を抜いては語れないと言うことを教えてくれますね。

 

 

卓球プレーヤーの方へ、ほかにもこんな本があるよ。

卓球選手向けに紹介しときますね。

ぼくは両方読んだのですが、目からウロコな話が盛りだくさん。何十回と読み返してしまう内容でした。

「うまくなりたいけど環境に恵まれない」と感じているプレーヤーにとっては、福音書になることまちがいなし。

 

卓球王 水谷隼の勝利の法則ー試合で勝つための99の約束事

水谷選手は、「負ける人は無駄な練習をする」以外にも本を書いてます。

戦術本のクオリティも世界トップクラス!目からウロコで超役に立ちます。

 

世界最強 中国卓球の秘密

世界最強を誇る中国卓球の技術を知りたいならこちら。選手だけでなく、指導者も必読の良書です。元オリンピック金メダリスト・偉関晴光氏著。

注目すべきは「技術の種類」の多さ!ブロック技術ひとつとっても「当てて返すブロック」と「回転をかけて伸ばすブロック」は別の名前がついています。

つまり、それぞれの技術を「きちんと区別して」教えているってことですよね。日本の多くの指導者は区別してません。アバウト。ここでもうすでに差が出ちゃってる。

卓球のバイブルといっても過言ではない。まだ持っていない卓球プレーヤーはぜひ。

 

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